猫とワタシ

夢見る“いろは”

太文字のタイトルをクリックしてお読みください^^/ ☆Heart warming~Yeah!! .,。・:*:・゚☆ 

この記事のみを表示するスポンサーサイト

スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

この記事のみを表示するからまつ林の忘れ物

未分類

 

      一

からまつの林を過ぎて、

からまつをしみじみと見き。

からまつはさびしかりけり。

たびゆくはさびしかりけり。




      二

からまつの林を出でて、

からまつの林に入りぬ。

からまつの林に入りて、

また細く道はつづけり。



      三

からまつの林の奥も

わが通る道はありけり。

霧雨のかかる道なり。

山風の通ふ道なり。




      四

からまつの林の道は

われのみか、ひともかよひぬ。

ほそぼそと通ふ道なり。

さびさびといそぐ道なり。




      五

からまつの林を過ぎて、

ゆゑしらず歩みひそめつ。

からまつはさびしかりけり、

からまつとささやきにけり。




      六

からまつの林を出でて、

浅間嶺にけぶり立つ見つ。

浅間嶺にけぶり立つ見つ。

からまつのまたそのうへに。



      七

からまつの林の雨は

さびしけどいよよしづけし。

かんこ鳥鳴けるのみなる。

からまつの濡るるのみなる。




      八

世の中よ、あはれなりけり。

常なけどうれしかりけり。

山川に山がはの音、

からまつにからまつのかぜ。             北原白秋 「水墨集」より  







         
         からまつの新芽が出ていました。

         この詩が読まれた頃とは全くの正反対の季節です。





         子供の頃、秋の黄金色したからまつの林から目を逸らしていたのは

         自分の思い込み・・・?

         忘れ物を取りに行きたかった。

         ずっと。

         春のからまつは、あの印象とは全く違って柔らかく・・・
                        




画像:岐阜県 高山市 小鳥峠
イメージ 1



         からまつの林の奥も 私の通る道はありけり。。。。

                                   ありき。。。。。

         そう 思うことに


.
スポンサーサイト

コメントの投稿

secret

トラックバック

この記事のトラックバックアドレス

→この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。